2020年は、1月はある程度平穏であった世の中も、2月に入り徐々に新型コロナの影響を受けてしまい、結局は2020年という年は新型コロナの影響を受けた一年になりました
その折とても注目を浴びたのが「アマビエ」ではないでしょうか?
一説では、アマビエは疫病を予言して、警告を与えたり、疫病を抑える了解と言われています。 古くから日本に言い伝えられる妖怪で体には鱗があり、三本足で長髪の髪型でくちばしがあるとされています
疫病除けのご利益があるとされ、そのようなこともありアマビエの絵柄が描かれたイラストなどが今年はとても人気になりました
元々は未来を予言するという妖怪らしいです。江戸時代に発行されたかわら版にアマビエの記述なども残っているようです
アマビエの伝説とは?
アマビエの姿が目撃された技術が残るのは江戸時代とされています。
1846年に熊本県の肥後の海に光るものが出現するので、その光る物体が何なのか?ということを確認しに行くと、アマビエが現れたとされています
そしてアマビエはこのようなことを言ったそうです
「今年から6年間工作は続く。病も流行するので、自分(アマビエ)の姿を書き写して人々に見せるように」といったようなことを告げたそうです
この瓦版の一節から、 新型コロナウイルスが疫病ということで、2020年アマビエという妖怪が脚光を浴びたのだと思います
ちなみにアマビエにとてもよく似た妖怪もいるようです。その名も「アマビコ」という妖怪だそうで、三本足の妖怪という点では、アマビエとアマビコと共通点も。ただ花火この場合は姿形も色々とあるとも言われています
そしてそのアマビコも、しっかりと情報として残されているようです。ただアマビエのように海ではなく、現れる場所なども複数に渡るようです。ちなみに「あま彦」「天日子」 とも呼ばれるようです
アマビエという名前が登場するのは、江戸時代に発行されたかわら版のみですけれども、アマビコに関しては色々な文献に記されているようですから、アマビコ⇒アマビエとなったのでは?などとも言われるようです
ですが「アマビコ=アマビエ」ということは立証されてはいないようです。
現在ではインターネットの普及であったり、 SNS などの拡散力でアマビエという妖怪の存在が一気に広まりました
アマビエの力も借りて、早く平穏な世の中に戻ってくれると良いと感じてしまいます